Erika Obama

Rainbow Zone

物事について白か黒か・全か無かで捉えてしまいそうなとき、私は悩みの種をグレーゾーンではなく虹色のスペクトラムに当てはめられないか考えるようにしています。
そうすると、物事に対する見方は自分の感情に連動するのだということに気づけるのです。そして他人にも自分にも優しくなれそうな気がしてくるのです。


テーマ: 自分なりの、コミュニケーションの苦手を楽に変えるコツについて
課題: 結論とテーマについての想いや背景の両方を表現するにはどうすればよいか
解決方法: 結論の前に「悩みの種についてネガティブな気持ちを感じつつもじっくり観察しようとする自分」の精神世界を表現したカットを追加する

テーマの背景

「グレーゾーンをイメージする」というのは白黒思考(全か無か思考)に対してよく言われるアドバイスで私も気に入っているのですが、断定的な傾向がかなり強い人間としては、「自分にとってアリかナシか」の基準だけでどれだけ許せるかを考えること自体難しいと感じることがよくあります。
人間、その時その時の感情が物事の見方を左右するのは当然ですし、グレーゾーンに当てはめた物事もその場にじっと留まっているわけではありません。
たとえ「許すと決めた度合」が永遠に変わらなかったとしても、その物事に対する「感情」は、きっと揺れ動き続ける。
だからこそ、許容度合に感情のバリエーションを加えた「レインボーゾーン」は、特に赦すことが苦手なタイプの人にとって良い方法ではないのかと思うのです。

課題と解決方法

課題

  1. 結論とテーマについての想いや背景の両方を表現するにはどうすればよいか
  2. レインボーゾーンを、見た目に気持ちよくかつ私の作風と言えるようなモーショングラフィックスで表現するにはどうすればよいか

解決方法

  • 陰陽シンボル(=白黒思考)がHLS色相環の3Dモデルへと変化するアニメーションを作る (#1, #2)

    (出典: HSL色空間とHSV色空間 - Wikipedia)
  • 結論の前に「悩みの種についてネガティブな気持ちを感じつつもじっくり観察しようとする自分」の精神世界を表現したカットを追加する (#2)
  • AIで生成したシルク風の背景やグリッターのアニメーションを映像に重ねることで、私の作風の特徴と言われる色合いなどを表現する (#2)

技術メモ

Blenderの無料アセット「Plant Library」が森のシーン作成の時短にかなり役立ちました。
Plant Library (Free Blender library)


Rainbow Zone (3D art)

Rainbow Zone (3D art)

Rainbow Zone (3D art)

Rainbow Zone (3D art)

Rainbow Zone (3D art)