【全行程デジタル】レーザーカッターで木のしおりを作ってみたよ

以前レポートした、福岡市の無料で使えるコワーキングスペース『Engineer Cafe(エンジニアカフェ)』。
何もかもが無料のこの場所、レーザーカッターも無料で使えてしまうのです!

非エンジニアでも使える!福岡市のEngineer Cafe(エンジニアカフェ)

Engineer Cafe(赤煉瓦文化館) デザイナーが福岡市のコワーキングスペース「エンジニアカフェ」に4日連続で入り浸ってみました。 ここ、利用料無料で居心...

今回はそのレーザーカッターで、イベントで販売するグッズを作ってみたよ!
というお話です。

目次

レーザーカッターってなに?

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッター

木材、アクリル、紙や布などをカッティング・彫刻できる機械です。
インクジェットプリンタと同じ要領で設定・出力することで、
手軽にオリジナルグッズが作れてしまいます。

普通、この手の機械は時間課金で利用料がかかりがちですが、エンジニアカフェでは材料費以外完全無料!
スタートアップを応援する福岡市が運営しているだけのことはあります。

こんなものが作れるよ

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターで作ったヒノキのしおり

今回私はしおりを作ってみました。
2019年11月11日〜17日の『筑豊クリエイター展』で販売中です。

ワークフローはオールデジタル

まずはデザインを作ろう

デザインは基本的にAdobe Illustratorで作成します。
が、最終的にイラレに持ってくることができるなら、白黒2階調のラスター画像でもOKです。

今回私は

の2つでデザインを作りました。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターで作ったしおりのデータ:Adobe Illustrator Draw (iPhone版)

Illustrator Drawはベクターアートが描けるお絵描きアプリです。
共有メニューからPC/MacのIllustratorへ直接データを送り、続きを描くことができます。
シームレスなワークフローが魅力的です。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターで作ったしおりのデータ:Adobe Illustrator (Mac版)

今回はキャラを描いた後、MacのIllustratorで続きを作りました。
窓のような無機物や、文字周りの処理はこちらが得意です。

レーザーカッターの準備をしよう

データができたらレーザーカッター側の準備をします。

今回使うのは厚さ1mmのヒノキの板。
ホームセンターで購入しました。 福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターで作ったしおりの材料:ホームセンターで買ったヒノキの板

可動式のカッティングテーブルに材料を乗せたら、
レーザーの焦点を合わせるための『フォーカスツール』をセットします。 福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターの設定:フォーカスツールで焦点距離を合わせる
フォーカスツールとカッティングテーブルとの間に十分な隙間を作っておくのがポイント。

カッティングテーブルを上へ動かしていくと・・・
福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターの設定:フォーカスツールで焦点距離を合わせる
素材に当たったところで、フォーカスツールが倒れます。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターの設定:フォーカスツールで焦点距離を合わせる

これが焦点があった合図。
レーザーが木材にハッキリと映っていればOKです。

準備ができたらプリント設定

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターの設定:プリントダイアログ

データができたら、Maker’sスペース備え付けのPCからプリントします。
プリンターにレーザーカッターが選ばれているのを確認してプリントします。
他にも細かな設定がありますが、そこは管理者の方にレクチャーしてもらいましょう。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターの設定:レーザーカッターのドライバ設定

プリントボタンを押すと、データがレーザーカッターのドライバに転送されます。
黒(#000000)は彫刻、赤(#ff0000)はカット、
出力パワーとスピードなど、色によって細かな設定ができます。
このバランスで、木材の色の濃淡や焦げ具合などが変わってきます。

基本的にパワーは弄らなくて良いみたい。
スピードが速ければ速いほど色が薄くなります。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターの設定:レーザーカッターのドライバ設定

設定ができたらスタートボタンを押します。

あとはレーザーカッターにおまかせ

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターでしおり(グッズ)を作る

ボタンを押したら、あとはレーザーカッターが自動で彫刻・カットしてくれます。
基本的に放置ですが、出火にはご注意。
いざという時の対処法がエンジニアカフェのマニュアルに書いてあるので、予め確認しておきましょう。

写真の黄色いのはマスキングテープ。
これを貼ると削った時のヤニが出にくく、仕上がりが綺麗になります。

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These new goods are made by a great combination of digital tools! Adobe Illustrator Draw for iPhone📱 → Adobe Illustrator for Mac 💻 → laser cutter 🖨. 明日からの筑豊クリエイター展で販売する新作グッズ。 このしおりはiPhoneで描いた絵をMacで調整してレーザーカッターで彫刻&カットしたもの。 デジタルの連携って素敵🥰 #iphone #madewithaniphone #lasercutter #bookmark #illustration #vectorart #adobeillustrator #adobeillustratordraw #レーザーカッター #エンジニアカフェ福岡 #福岡 #fukuoka #japan #イラスト #イラレ #筑豊クリエイター展 #UUU計画 #グッズ #グッズ販売 #グッズ製作

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デジタルだから量産も簡単

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターでしおり(グッズ)を作る:出来上がり

こんな感じに仕上がりました。
マスキングテープは1つ1つ手で剥がします。

ボタンひとつで何個でも作れるので、
全く同じものを量産するもよし。
シリアルナンバーを入れてプレミアム感を出すもよし。です。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターでしおり(グッズ)を作る:透し彫り風

ちなみに、設定を失敗すると彫られすぎて透し彫りみたいになってしまいます・・・。
が、わざとこういう表現をしてみるのも趣がありますね。

まとめ:レーザーカッターは楽に本格的なグッズが作れて便利!

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターでしおり(グッズ)を作る:出来上がり

外側を丸くカットして、マスキングテープを外すとなかなか可愛い感じ。

こういうのは業者に頼まないと作れないと思い込んでいましたが、案外自分でもできちゃいました。
データの作成もレーザーカッターの設定も、Illustratorさえ扱えれば簡単です。
本当オススメ。感動する。

福岡市中央区のエンジニアカフェのMaker’sスペースにあるレーザーカッターで作ったしおり(グッズ)は、イオン穂波展とクイーンクックカフェで開催中の筑豊クリエイター展で販売中。

しおりは11月17日までイオン穂波店とクイーンクックカフェで開催中の『筑豊クリエイター展』で販売中です。