実は「見た目は二の次」なケースが多かったりします。
Thu Mar 20
時々、クライアントからプレゼン資料のデザインを手直ししてほしいと依頼されるのですが、根本的に直すならば、見た目のデザインではなく構成や言葉選びの方に手を入れた方が良いと思うことがよくあります。良い映画を作るプロセスと同じ感じで、
- 原案が所々横道にそれすぎててこんがらがったように感じる…。
もし1つのことしか伝えられないとしたら、クライアントは何を選ぶだろう? - 部外者からすると、話の背景が言及されていなくて唐突に始まるシーンが多いように思う。
オーディエンスは何についてどれくらい知っているんだろう?彼らの知識レベルに合った、スライドの改善方法は?
といった具合に。
この考え方はプレゼン資料だけではなく、幅広いシーンに応用できます。
根本的な問題と解決方法、それから考慮すべき制限事項を明らかにすれば、時間とエネルギーに余裕を持ちながらベストな結果を出せるはず。
視覚デザインの役割は、コンテンツそのものの良さを引き出すことに徹する と思っています。
というわけで、私のプレゼン資料制作フローと、クライアントのビジネスプランコンテスト受賞の手助けができた制作例はこちら↓



